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■生命環境化学科の概略

生命環境化学科とは

生命環境化学科は、化学に立脚し、「生命を守り」「環境を守る」学問や技術を、創造しそして学ぶ学科です。生物の遺伝情報であるDNAの分子構造が明らかにされていることからもわかるように、今、生物は化学の言葉で理解され、日々その理解は深まっています。また、地球温暖化では二酸化炭素の吸収や発生、オゾン層破壊ではフロンガスの性質理解や代替フロンの開発等、化学が環境の問題を明らかにしその解決へのヒントを提供しています。

このように、次世代の我々にとってもっとも重要と言われる「生命」と「環境」の分野において、「化学」はキーテクノロジーとなっているのです。そして、相互に深く関わりあうこれらの分野を効率良く学べる環境が、生命環境化学科です。

生命環境化学科は、生命や環境に興味のある人、そして化学を基礎に発展させた先端材料に興味のある人たちの要望に応えるため、幅広くフレキシビリティーのあるカリキュラムを提供します。基礎的な化学を理解すれば理解するほど、生命、環境、先端材料に関する理解も深まりますので、私たちとしては低学年次に基礎化学を十分に学ぶことをお勧めします。

しかしながら、環境関係の法律や資格関係を中心に学び工学や化学の学習を最小限としたい文系的考え方の人についても、そのニーズに応えられるカリキュラムづくりをしています。一人でも多くの人が少しでも多く生命や環境について理解を深めることが、私たちと地球の未来にとって、とても大切なことと考えるからです。

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