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■研究室紹介

バイオ有機電気化学研究室 研究室運営ホームページ

低温における電解還元により
生成蓄積された活性種

教員
岡野 光俊 教授
主な研究テーマ
(1)有機化合物の電気化学
(2)生体由来有機化合物の電気化学
(3)バイオセンサー、バイオ燃料電池の要素技術に関する研究
研究概要
分子の世界で電子を操り「環境にやさしい」物質変換を実現する
生体に由来する分子、天然に存在する分子、人工的に作られた分子を問わず、有機化合物と電極との間で電子授受が行われる現象とその応用について研究しています。バイオセンサー(血液成分の分析等)、バイオ燃料電池(グルコースやエタノールで発電する燃料電池等)、有機太陽電池(軽くカラフルで透明なものも作れる等)、有機電解合成(環境にやさしい分子変換の方法)等がこの分野に含まれますが、研究室の現在の中心テーマは、有機電解合成です。私達は暮らしの中で様々な有機化合物を便利に利用していますが、これらは元をたどればほとんど石油からできているものです。石油を次から次へと別の化合物へと変換し、暮らしに必要な化合物を作り出しています。これらの変換の過程は、エネルギーを消費し、不要な副生物の発生を伴います。そこで、これらの変換をより環境にやさしい方法により行う必要性が出てきます。電気を使う方法と光を使う方法の二つは、使用する薬品の量が少ない「環境にやさしい方法」「環境負荷の小さな方法」として注目されていますが、本研究室において行っているような電気を使う「有機電気化学」の方が、適用範囲が格段に広いと考えられています。また、有機電気化学では、強い酸化力や還元力を持つ化学種を容易に生成できるので、これを利用した「有害物質の分解」においても注目されています。

学生へのメッセージ

自分の持つエネルギー全てを一つのことに集中できれば、誰でも世界と勝負できる研究ができます。けっして難しくはなく、またけっして簡単でもない、不思議な世界がそこにあります。一緒にやりませんか?

Copyright © TOKYO POLYTECHNIC UNIVERSITY All rights reserved

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