東京工芸大学
工学部 工学科 化学・材料コース
(旧生命環境化学科)
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化学とナノテクノロジーで私たちの生活はもっと豊かで便利になる。
携帯電話、薄型テレビ、パーソナルコンピュータ、電子ディスプレイや情報メモリーを利用したこれらの情報機器はとても便利で私たちの生活に深く浸透しています。これらを作り出す産業は、我が国の経済発展の中心的な存在と言っても過言ではありません。私たちが化学やナノテクノロジーを勉強することで、人間や環境に優しくさらに便利な情報機器を世にもたらすことができるでしょう。
環境電子材料研究室では、電子ディスプレイ(世間では画面と呼ばれていますが)と情報記録システムを主な対象として、これらに用いる材料や全く新しい記録・表示の原理や方法を研究しています。
この研究室では以下に示す様々なスキルを身につけることができます、
- 電気化学
- 光化学
- 導電性ポリマーの調製や物性
- テンプレート法(無機、有機材料をナノサイズで加工する方法)
- その他(フェムト秒レーザーによる光造形、顕微鏡観察、無電解メッキ)
等々です。これらのスキルは社会に出てから非常に有用なものとなるでしょう。もちろん研究室での短い経験ですべてを深く身につけることはできません。むしろ、浅くても幅広いスキルを持つことによって、他の人にはない独自の発想を持てる人材を育てることが目的です。
環境電子材料研究室(環材:かんざい)のスタッフは、地球環境に配慮し且つ人間に優しい電子表示システムや未来のコンピュータに対応する光情報記録システムを造り出すための基礎的研究に日夜取り組んでいる。