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2015年6月30日 甲種危険物取扱者試験 合格体験記 (4年 狩野航平くん)
私は大学院への進学を希望していたので、周りが就職活動をしている中、就職活動に代わることを
何かしようと思い、この資格に挑戦することにしました。
試験日の一か月前に出願し、そこから勉強を始めました。
単元ごとに参考書の解説を読み、問題を反復練習する勉強方法でやりました。
試験直前には参考書に付いていた模擬テストやインターネット上に公開されていた過去問を解くなど
の勉強もやりました。
暗記の多い資格ですが、私の使っていた弘文社「わかりやすい!甲種危険物取扱者試験」という
参考書には語呂合わせが多く載っていて、暗記の苦手な私でも簡単に覚えることができました。
また、第1類から第6類までの各物質の性質や指定数量・消火方法などは、単語帳を利用して
電車の中など空いた時間に覚えると効率がいいと思います。
この資格の合格に大事なことは、試験の傾向を理解し、五つの選択肢の中から怪しい答えを
見つけることです。問題を繰り返し解くことで傾向が分かり、自然と解けるようになると思います。
合格率は30%程度と低く感じますが、化学や物理に関しては高校や化学A・Bの授業で習う範囲も
多いため、それほど難しい資格ではないと思います。
生命環境化学科にはこの資格を持っている先生も多くいるので、分からない問題は先生に聞くことが
できるというのも学生の特権です。就職した際にこの資格を取るように言われることも多いそうなので、
是非、学生である今のうちに、皆さんも挑戦してみてください。